平成21年度の「どん米」生産方針

[丈夫な苗～稲にするために]
春の※育苗(いくびょう）期間は『酢』を使って滅菌。播種（はしゅ）量も通常より 少なくすることで風通しを良くし病気になりにくくします。育苗中に、あえて３回くらい 苗を踏み倒し、起き上がろうとする強い生命力を養わせます。これが強く丈夫な苗となるのです。 田植えは、1，2本ずつ少量で、間隔を広く取ることで風通しを良くし病気や病害虫対策をする。
肥料を少量にし先に強い根を張らせ、その後肥料をやる。
こうした育て方をした結果、減農薬にも繋がりました。
※こだわりのプール育苗・・・ハウスには入れずハウスには入れず、ブルーシートで覆った水の中で育てることにより丈夫な苗になる。

お布団農法　栽培の作業工程

ＥＭとは（EffectiveMicro-organisms）の略語で有効な微生物群という意味

大自然をお手本にした自然農法で、生命力（抗酸化力） 溢れる農産物を生産する技術が、確立されました。琉球大学農学部・比嘉照夫教授により開発された有効微生物群（ＥＭ）が、不純物（あく、苦み、渋み）のない、中身のきれいな作物を作り、私たちの健康を守り病気を治し（医食同源）、菌が働き出すと、水田や畑はもちろんのこと、そこから流れ出た菌は下流の水をきれいにして、環境を良くしてくれます。